ロード・オブ・ザ・ちゃんぽん


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プロローグ
  長崎ちゃんぽんが好きだ。家の近所の店に行くようになって5年くらいたつだろうか?父が
  ”うまい店があるぞ”と教えてくれたのがはじまりである。今では週に1度は必ず行く。ちゃん
  ぽんの虜になってしまったわけである、が、ある時思った。「他の店のちゃんぽんの味を知
  らない」「ちゃんぽんって何で長崎なんだ?」「本場長崎のちゃんぽんはどんな味なんだろ 
  う」。まずは他の店のちゃんぽんを食べてみよう。そして長崎へと続く「ロード・オブ・ザ・ちゃ
  んぽん」が始まったのである。

食べに行った店の紹介は↓をクリック
わにが食べに行ったお店
「白木屋」(2006.2.3)

ちゃんぽんについて

ちゃんぽんの由来
  1892年、明治25年に中国から長崎に渡ってきた陳平順は19歳。行商をしながら資金を
  集め、7年後の1899年に中華菜館「四海楼(しかいろう)」を創業した。世話好きな平順は
  中国人留学生の身元引受人になったが、貧しい彼らの食生活を見かねて故郷の料理を元
  に、長崎で採れる魚介類や野菜を加えて「支那饂飩(しなうどん)」を作った。これが「ちゃん
  ぽん」のルーツと言われている。やがておいしいと評判になり、天皇陛下も召し上がられる
  までになったが、平順はもっと多くの人にも食べてもらいたいと、特許は取らなかったと言わ
  れている。

ちゃんぽんの語源
  「支那饂飩」と呼ばれていたちゃんぽんがなぜ「ちゃんぽん」と呼ばれるようになったのか?
  はいくつかの説がある。一つ目は平順の出身地、中国福建省の方言で「ご飯たべた?」と 
  いう意味の「喰飯(しゃっぽん)」がなまったもの。2つ目は昔から日本にある「二つの異なる
  物を混ぜ合わせる」という意味の「チャンポン」と言う言葉が、野菜や魚介類が混ざり合った
  支那饂飩を「チャンポン」と連想させたというもの。3つ目はポルトガル語で「混ぜる」を「チャ
  ンポン」といい、これからきたというもの。4つ目は当時中国人の呼び名であった「チャン」 
  と、日本人のことを言う「ポン」がくっついたもの。インドネシア語でも「混ぜる」ことを「チャン
  プール」といい、沖縄料理の「チャンプルー」も「混ぜる」という意味。諸説あるが、まさに麺 
  の世界のチャンプルーですな。
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ちゃんぽんの故郷
  ちゃんぽん発祥の地である長崎は中国との貿易が盛んに行われた地で、江戸時代には中
  国人居留地も作られ、多くの中国人が暮らしていた。「新地」は江戸時代に中国からの貿易
  品の倉庫を建てるために海を埋め立てて作られた街で、現在は「新地中華街」として中華 
  料理店や中国雑貨店などが軒を並べる中華街である。また、近くの松が枝町には平順の 
  店「四海楼」とひい孫である陳優継さんが開いた「ちゃんぽんミュージアム」なるものがあり、
  ちゃんぽんの歴史や貴重な資料を紹介している。「ロード・オブ・ザ・ちゃんぽん」の行き着く
  地として、ぜひ訪れなければならない。

ちゃんぽんの作り方
  ちゃんぽん発祥から年月を経て今ではちゃんぽんも進化している。ちゃんぽんの具は魚介
  類と肉、野菜をたっぷり使い、これにちくわ、かまぼこの彩りが加わる。これをさっと炒め、
  スープは豚骨、鶏ガラを煮込んだ白濁スープを用い、味付けして太めの麺を入れて軽く煮 
  込んだものだ。11月〜3月にはアサリの代わりに牡蠣を入れるところもあり、栄養、ボリュ
  ーム供にとても優れている。麺は麦粉に唐灰汁(とうあく)と呼ばれる炭酸ナトリウムを入れ
  て作ったもので、独特の風味をかもし出している。ちなみにラーメンの麺には炭酸カリウム
  が使われている。具やスープの割合など地方ごと、店ごとに異なり、様々な味のバリエーシ
  ョン生まれている。ちなみにちゃんぽんと同じく長崎名物の皿うどんは、ちゃんぽんと同じ食
  材とやや甘めのスープに片栗粉でとろみをつけて麺の上にかけたもので、麺は油揚げした
  細麺と、ちゃんぽんと同じ麺を炒めて作る太麺の2種類がある。これも美味である。



わにが食べに行ったお店
  これから増えていくわにがちゃんぽんを食べたお店の紹介です。東京が主になりますが、 
  地方に出かけたときも精力的に食べていきたいと思ってます。基本的に評価はせず、あく 
  までも個人的な感想。わにが行きつけの店は最後に長崎にたどり着いた時の楽しみにして
  下さい。おすすめのお店があれば教えて下さいね。ロード・オブ・ザ・ちゃんぽん、長崎を目
  指して。
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白木屋
居酒屋白木屋
ちゃんぽん鍋 たしか480円
職場の人と世の中の不条理を語り”やってられないよぉ”と飲みに行った居酒屋にありました。絶対食べなよと勧められ、もちろん躊躇なく注文しましたが、酔っていたために価格は定かではありません。鍋として食べればそれなりのお味ですが、油っぽく、海鮮の味はせずです。
(2006.2.3)

たみ亭



世田谷区北沢2−8−8
長崎ちゃんぽん 900円
全国50種類の麺を出すというお店の売り込み通りに、メニューは多いです。昔からの街のラーメン屋さんという感じの店内は厨房を囲んでイスとテーブル、2階もあるようでお客さんも絶え間なく入って来ます。ちゃんぽんはあまり注文されないようですが、やっぱりちゃんぽんを食べなくっちゃね。ちゃんぽんはどちらかというとタンメンに近い塩味。水煮マッシュルームやカニ缶、うずらの卵が入っているのははじめてです。麺もちゃんぽん麺とはちょっと違う気がします。ラーメン屋さんのちゃんぽんですね。(2005.6.23)

韓国式中華料理 新宿飯店(番外)



新宿区歌舞伎町1−3−15
チャジャミョン 1000円
辛チャンポン 1200円
前から気になっていた韓国風ちゃんぽんがあるお店。でもちゃんぽんには「辛」の文字が。辛いのが苦手な私は韓国風ジャージャー麺チャジャミョンを注文。実はジャージャー麺も大好きなのです。見渡す店内はハングル文字のみ。店員さんもハングル語。どうしようと思っていたけど、テーブルの上のメニューにはカタカナがふってありました。でもこれが何なのかは分からず一応注文時に確認しました。待っている間もハングル語が飛び交い、ここはソウルか。やがて付け合わせの黄色いたくあんと生のタマネギと薬味が運ばれ、その後に黒いジャージャー麺が登場。見た感じは真っ黒というわけではなく、濃い茶色。とろみがかなりあり、中身は細かい野菜と、挽肉は少な目です。味は俗に言うジャージャー麺とは違い、かなり甘めです。黒い味噌のような薬味をなめたら辛くはなく、しょっぱい味噌だったので、全部混ぜてしまいました。麺は店頭で作る手打ち麺。思ったほど腰はないけど、つるつるしておいしいです。韓国ではジャージャー麺はバレンタインデーのお返しをもらえなかった女性がホワイトデーに食べたり、引っ越し祝いにも食べる、よく食されるメニューのようです。今度また韓国に行ったら絶対食べてこようと思います。(2005.5.19)

中国ちゃんぽん酒家くっちゃいな代々木店



渋谷区代々木1−37−6
ちゃんぽん 714円
専門学校や予備校がひしめく代々木駅前のちゃんぽんチェーン店。お昼時ということもあり、店内はビジネスマンや学生でいっぱいでした。店内はジャズが流れ、中華と和のコラボレーションをうたっている店のコンセプトが内装などから伺えます。店内は狭いですが、壁には上着を掛けるフックなど付いていて、店員さんの対応もいいです。麺は細麺と太麺を選べます。ちゃんぽんの細麺とはいかに、と思い細麺を注文。確かにラーメンとは違ううどんの様な歯ごたえのちゃんぽん細麺でした。イカ、エビ、キャベツ、もやし、細切りの人参などはマニュアル化されたチェーン店ぽいですが、炒め加減もほどよく、シャキシャキ感も残っています。スープはベージュっぽい白湯スープで海鮮の味がしっかりしみて、胡椒の辛さが味を引き締めます。盛りは普通盛り。

郷土の酒と味 九州新宿店



新宿区西新宿1−14−1
ちゃんぽん、皿うどん 
ランチタイム800円
九州の郷土料理や球磨焼酎を飲ませてくれる居酒屋です。新宿西口の家電街にあります。お店は厨房を囲んでカウンター、さらにお座敷とテーブル席が囲み、40人くらいは入れます。居酒屋の造りにアメリカン60’が流れる不思議な雰囲気。ちゃんぽんの見た目は白いスープと赤板のピンク、ニラの緑が鮮やかできれい。野菜はキャベツ、もやし、人参、タマネギにニラが入っていて、シャキシャキ感がかなり残っているので、ニラとタマネギの香りと味が強いです。エビにイカも入っています。麺はちょっと柔らかめ。スープは白が強く濃そうに見えますが、思ったよりもあっさり。何と言ってもニラが強く主張しています。他にもスジ鍋、モツ鍋ちゃんぽん麺付きなどがあり、焼酎の瓶がずらっと並び、宴会向けです。丸い鉄鍋で焼いた鉄鍋餃子が売りらしく今度食べてみたいです。(’05.4.14)

九州一番代田店



世田谷区代田4−7−15
ちゃんぽん、皿うどん 950円
環状七号線沿いにある九州ラーメンのチェーン店です。ちゃんぽんもありますが、やっぱりラーメンがメインのようです。種類が多くておいしそうでした、が、もちろんちゃんぽんを注文。炒め野菜豚骨スープ系です。具の野菜やイカなどは煮込んだというよりも、炒めて乗せた感じで、黒い焦げもちょっと入ってます。タマネギが入っているので、タマネギの香りと甘みが強いです。野菜のしゃっきり感はしっかり残っています。スープは白い豚骨ですが、くどさはなく、脂っこくもなく、さらっとしています。ちょうど花粉症のために鼻が詰まって味がわからなくなっていたので、悔しいです。店内は若者向けの内装で、酒のためのおつまみセットなどもあり、夜に客が多くなる感じです。(’05.3.21)

自信作長崎ちゃんぽん(番外)



サンポー食品
購入価格120円
近くのスーパーの長崎フェアーで購入したちゃんぽんカップ麺。「麺20%増量、スパイス付き、具たっぷり!!エビ、イカ、キクラゲ、カマボコ、キャベツ、コーン、人参、もやし」の見出し通りにおいしかったです。麺もラーメンとは違うちゃんぽん麺ぽく、スープも海鮮味で本格的。もっと買っておけばよかったなあ。

海鮮紫亭



豊島区西池袋1−11−1メトロポリタンプラザ7F
ちゃんぽん、皿うどん 995円
くまひろさまのギャラリー出品作品を見た帰りに寄りました。池袋のメトロポリタンプラザのフードフロアーにあります。他の店舗とは違った庶民的な雰囲気のお店で、ラーメン、焼きそばもありますが、ちゃんぽんは長崎から取り寄せたこだわり麺。確かに麺は小麦粉の香りがとってもよく出ていて、もちもち感もあり、おいしかったです。キャベツ、もやし、ニンジン、タマネギはしゃきしゃきだし、イカに赤板、ちくわも入り、本場を感じさせます。スープの味は抑えめで、癖がなく、海鮮のにおいも思ったほど強くないです。白湯スープには油がけっこう浮いていますが、飲んだ感じはあっさりしています。盛りは普通。場所柄値段は高めですが、おいしかったです。(2005.2.5)

まるしん(本店)
新宿区西新宿7−22−46
ちゃんぽん、皿うどん 700円
新宿駅から歩いて10分ほどの裏通りにありました。テーブルとカウンターに30人くらい入れる中華料理屋さんです。メニューはラーメンから野菜炒めまで幅広く、セットメニューも充実。ちゃんぽんは炒めた野菜が一面に乗っていて、香ばしい香りが広がります。キャベツ、もやし、人参はしゃきとしていて、アサリにイカが入っています。味は炒めた味が強いですが、スープの海鮮味がしっかりついていて、ちゃんぽん味を主張しています。麺はラーメン麺に近い感じで、もっちり感があります。油にとろみのあるスープは一見しつこそうですが、意外なほどに味はさっぱりしていて、量もほどほどでスープまで完食できました。

唐八景
杉並区高円寺南2−42−15
ちゃんぽん、皿うどん 700円
探し回って見つからず、雨の中2回目のチャレンジで見つけました。大通りから入った所にあるカウンターのみの小さなお店です。古いです。お店の古さと同じくらいのおばあちゃんと、その息子さんと思われるお二人でやっていらっしゃいます。厨房を取り囲むようにカウンターが並び、厨房は材料やお鍋が無造作に家庭の台所のように置かれています。ちゃんぽんはきちんと黄色いちゃんぽん麺で、スープは豚骨味です。胡椒の辛みが強く感じられました。キャベツにもやし、イカにはんぺん、盛りつけはどんぶりではなく平皿に近いものですが、量もほどほどで、味も油っぽくなくスープまで完食できます。驚いたのがメニューにも”ごま風味ちゃんぽん”と書かれていて、最初に小さなすり鉢とすりこぎ、その中に白ゴマがいっぱい入っているものが出されます。それをすりすりしてかけて食べるのです。胡椒の辛みがマイルドになって、また違う味が楽しめて良かったです。それから冷たい雨の中に濡れて来たので気の毒に思われたのか、おばあちゃんがバナナを1本「ハイ」ってくれました。ちゃんぽんにバナナ。もちろんしっかり頂きました。家から歩いていける所なので、また行きたいです。(2005.1.15)

長崎飯店 高田馬場店
   新宿区高田馬場2−18−6
   ちゃんぽん、皿うどん 750円
   高田馬場駅からすぐですが、少し分かりづらい路地裏に面したビルの地下にあります。創業30年の古いお店で
   すが、店内はきれいにされていて好感が持てます。スープは塩味白湯、味は塩辛くなく海産物の味がおいしい
   です。アサリにイカそれに牡蠣が入り、脂っこさは感じず、あっさりなのにこくがあります。キャベツにもやしがちょ
   うどいい具合に火が通っていて、赤板かまぼこも入っています。麺もちゃんぽん麺で盛りはちょうどいいくらい。 
   全体的に”これがちゃんぽんかな”とい万人が思うちゃんぽんだと思いました。お店は家族でやっているようで、
   雰囲気も好感が持てます。
(2004.12.9)
海鮮山口
豊島区東池袋3−1−1
サンシャインシティアルパ3F

    池袋サンシャインシティに行った時には寄りたいと思っていたお店です。カウンターとテーブルの細長い造り 
    で、町中のラーメン屋さんといった雰囲気をかもし出しています。店の前面にメニューのサンプルが並び、セット
    メニューをはじめ、その品数には迷ってしまいます。ちゃんぽんは嫌みのない塩味ですが、海鮮ものの味はあ
    まり感じられませんでした。麺は食べやすいちゃんぽん麺。野菜はもやし中心で、シャキシャキしてますが、盛
    りつけは雑。赤板ではなく鳴門にかまぼこ、ちくわが入っています。インパクトはないけど、普通においしく食べ
    られます。お〜店の前にはコブさま夫婦が!つき合わせてしまいました。
(2004.11.14)
桃園
千代田区有楽町2−10−1
交通会館B1
ちゃんぽん 800円

    有楽町と銀座というハイセンスな街の一角にある交通会館。ここはお気に入りのワンダーゾーンです。もちろん
    パスポート申請所などもあるビルですが、北海道、富山、和歌山などの物産店舗が入り、ギャラリー、熱帯魚
    店、コーヒー250円のレトロな喫茶店もある不思議な所です。その地下にちゃんぽん屋はあります。食券を最
    初に買うシステムですが、自動発券機ではなく、レジのおばちゃんに注文すると色別に分かれた丸いプラスチ
    ィック製の札をくれます。それが食券ね。ちなみにちゃんぽんは黄色。カウンターからは厨房がよく見えます。 
    キャベツ、もやしなどの野菜はよくゆでてあり、シャッキという感じではないです。味は塩味。驚いたのが麺。つ
    なぎをあまり使って無いような、まさにうどん。こういうのもあるんですね。海産物はアサリのみで、なんと鳥の
    唐揚げとチャーシュー、揚げボールが入っています。まさにワンダーゾーンにふさわしいちゃんぽんでした。  
                                                          (2004.9.30)
思案橋 八丁堀店
中央区八丁堀2−19−7
ちゃんぽん、皿うどん 850円

    実は八丁堀にあるもう一件のお店に行きたかったのだけど、どうしても見つけられず、以前行った思案橋の八
    丁堀店に入りました。本館、別館に分かれた大きな店構え。テーブルは円卓もあり中華街の雰囲気が漂いま
    す。お昼の営業が終わる間近だったので、客は私一人でした。注文するとほどなく山盛りのちゃんぽんが。や
    っぱりちゃんぽんはこれでなくては。キャベツ、もやしなどの野菜に、イカやエビ、ホタテ小貝柱がいっぱい。豪
    華絢爛です。味は銀座店とは少し違うような。塩とこしょうの味がしっかりして、量は多くても最後まで飽きずに
    食べられます。(2004.9.16)
西海
千代田区内神田2−8−5
ちゃんぽん、皿うどん(ランチ時)
800円 

    JR神田駅を降りると飲み屋やラーメン屋が建ち並び、おとうさんの憩いの場所になっています。駅から少し離
    れた一角にお店はあり、お客さんは場所柄スーツ姿のサラリーマン、OLがほとんどです。近くには出世不動 
    尊なる場所もあり、男の人が一心に手を合わせていました。ランチメニューには焼きちゃんぽん、豚角煮定食 
    などがあり、夜は居酒屋メニューになります。ちゃんぽんは見た感じ白濁スープに透明な油が浮き、ラーメンの
    様です。キャベツはかなり固めで野菜の量はやや少ないかな。香りとスープにショウガの味がしました。麺は
    ちょっとぼそぼそ感もあるけど、ちゃんぽん麺です。スープの味は塩味がちょっときつめ。東京風にアレンジし 
    てあるらしいのですが、しっかり地元に根付いていました。(2004.9.2)
来来来
世田谷区太子堂4−27−10
ちゃんぽん、皿うどん 800円
    
   三軒茶屋の茶沢通りの横道にあるちゃんぽん皿うどんの専門店です。13人ほどで満席になってしまうほどの 
   小さい店で、店内にはジャズが静かに流れています。少し平たいどんぶりに山盛りで、かまぼこの赤や、げ  
   そ、豚肉が食欲をそそります。味は玉ねぎの味が少し強く感じました。もやしやキャベツもシャキシャキしてお  
   いしいです。麺はそれほど多くないです。スープは化学調味料はいっさい使っていないらしく、とてもおいしいで 
   す。白濁スープはこくがあるのに口の中にも残らず、胃ももたれません。調味料にアレルギーがあるわにです 
   が、症状は一切現れなくて驚きました。(2004.8.27)
長崎や
    新宿区歌舞伎町1−29−1
    ちゃんぽん、皿うどん 520円
    歌舞伎町の映画館街の横道にあり、映画を見に行くたびに気になっていたお店です。安くて、量も多いです。
    スープはうす茶色で「こだわりの鶏ガラ」とうたっています。野菜はもやしを中心に人参、キャベツなど盛りだくさ
    ん。でも盛りつけ方はおおざっぱ。麺は太くてつるつる麺。味は見た目よりも薄味に感じました。他にも味噌ち
    ゃんぽん、韓国風ピリ辛ちゃんぽんやセットメニューもあり。(2004.8.11)
ちゃんぽんぽん
    杉並区阿佐ヶ谷南1−34−6
    ちゃんぽん、皿うどん 850円
    阿佐ヶ谷の美しいケヤキ並木の中杉通りに今年オープンしたお店。「佐賀ちゃんぽん」となっています。佐賀牛
    を使った牛ちゃんぽんがオススメらしいけど、ここは普通のちゃんぽんで。乗ってる野菜はかなりしっかり炒め 
    てあり、炒めた味が濃く出てます。スープは豚骨しょう油でしょうか。(2004.8.7)
リンガーハットエクスプレス西新宿店
    ちゃんぽん 390円
    全国展開しているチェーン店で、手軽にちゃんぽんが食べられます。西新宿店は新宿西口の家電街にありま
    す。食券を買い、カウンターのみの形式。注文をおねえさん方が手際よくこなしていきます。野菜はもやし中 
    心。スープは豚骨が強いけど、けっこうあっさり。でもちょっと化学調味料が強いかな。値段の割りに盛りはい 
    いです。餃子とのセットメニューもあり。(2004.8.21)
思案橋
中央区銀座8−15−2
ちゃんぽん 850円
    
    テレビでも紹介されている有名なお店です。住所は銀座ですが場所は新橋からの方が近いです。大通りから
    1本入ったちょっと分かりにくい所にあるけど、客さんは途切れることなくしっかりおいしいものを知っています。
    テーブルには長崎から取り寄せたソースも置かれていてこだわりを感じます。いつものお店に慣れたわにに 
    は”これが長崎ちゃんぽんなのか!”とショックを受けた味です。貝柱、アサリなどの海産物の匂いも味も濃い
    のに、スープはあくまであっさりしています。(2004.6.24)

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