わにのハゼ釣り

１０年前ならマダイ、アジ、カサゴと釣り日記が毎月書けたであろう日々を送っていましたが、今
ではすっかり遠ざかってしまいました。久々に乗った釣り船は天ぷら釣り船。河口近くでのハゼ
釣りと天ぷらの昼食です。それでもわには十分楽しむことができました。

２００３年９月２７日土曜日晴れ、台風の余波で北東の風が吹いていました。気温は晴れたの
で２７度まで上がったけど、日陰なしの炎天下ではもっと高く感じました。

お世話になった船宿は千葉県浦安の吉野屋さん。大きな船宿で、皆さん親切で気持ちよく乗
船することができました。

わにの釣り道具は２０年くらい（笑）使っている年期の入ったもの。ハゼ用の仕掛けだけ事前に
購入しました。釣具屋に行くだけでワクワクしちゃいます。思わず特価品の「竿休め」まで買っ
てしまいました。

道具：竿　ＮＥＷ沖波　錘負荷１０号、１．５メートル

　　　　リール　ＤａｉｗａＳＴ７００Ｙ　　道糸　ナイロン１号

　　　　仕掛け　船釣り用７号ハリス１号二本ばり幹糸１．５号　錘３号

午前８時半出航。今回は所属している勤労協会の催しで、総勢２５名、２隻に分かれて乗船し
ました。私は友人と一緒に２号艇に。天ぷら釣り船は真ん中がテーブルの様に高くなった作り
になっていて、雨が降るとテントを張ることができます。

釣り場はおそらく江戸川放水路だと思います。他の船宿の船やボート、岸にも大勢の釣り人が
いました。大潮の日だったので引き潮の砂地で潮干狩りをする人もいました。

肝心の釣果はというと、台風の影響で北東の風が吹き東京湾内は青潮が発生。湾の底に沈
んでいた硫化物を含んだ無酸素の層が、海面にわき上がってくる現象で、魚は窒息してしまい
ます。赤潮と共に漁の大敵です。そのために（言い訳？）食いが悪く、アタリがこない…。午前
中は２匹釣っただけ。

お昼になると船頭さんが昼食の用意をしてくれます。もう、至れり尽くせりでうれしい。天ぷらは
すべて揚げたて。キス、メゴチ、アナゴ、なす、さつまいもに、アサリのみそ汁と盛りだくさん。食
べきれない天ぷらはお土産にしてくれます。

さーて、午後もがんばるぞ！と満腹の後はポチポチとアタリはじめ、結果は９匹。小さいのもい
て、家に持って帰って飼いたくなってしまいます。中途半端な数だったので、友人のと合わせて
隣のおじさんに持て帰ってもらいました。お土産はお昼の天ぷらと船宿で購入したアサリ。

３時には上がり、４時に帰港。顔はばっちり日焼け止めを塗りましたが、耳と手は油断してまし
た。心地よい疲労と興奮のうちに、久々の釣りは終了。やっぱり海釣りはいいなあ。

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